2021年3月24日水曜日

終わりは次への一歩~修了式を終えて~

 令和2年度の教育課程を終え、児童全員が修了式を迎えることができました。新型コロナウィルスの影響で、例年とは異なることが多々あり、試行錯誤している中、iPadが導入され、これはもう新しい教育が始まっていくのだなと感じました。児童は、その変化にも柔軟に対応し、前向きに状況をとらえることができていました。1年間の児童の成長は確かに実感しています。それでも、もっとできたのではないか、というジレンマは教員として毎年思うことです。その思いを次へのパワーに変えて、令和3年度に全力を注いでまいります。
 各学級では、児童が考えたサプライズ企画で先生が感涙し、先生の思いを聞いて児童が号泣し、全ての涙を集めると何リットルになるだろうと思うぐらいでした。「終わりよければ全てよし」とは昔から伝わる言葉ですが、全てを賛同するわけではありませんが、一理ある思います。1年間ですべてが心地の良いものであるはずがありません。時には苦しく、時にはつらく、時には投げ出したくなることもあるでしょう。しかし、そこで踏ん張り、信じ抜くことことで、新たな道を切り開くことができます。私たち教員も、うまくいかないことがあっても、きっとうまくいくと信じて、児童のことを支援し、応援します。その思いが伝わって、最後の涙につながるのだと思います。
 保護者の皆様には、様々なことでご理解、ご協力をいただきまして、まことにありがとうございました。学校は保護者、地域とともに子どもの成長を支援していきたいと考えています。「ドリームチーム味舌」として、今後も発展していけるよう励んでいきます。