2月28日に、「6年生を送る会」を開きました。お世話になった6年生のために、1年生から5年生の児童が感謝のことばや歌などの発表をしました。
入場する6年生。
司会進行は、児童会の5年生児童です。
笑いもあり、和やかな雰囲気で会は進みました。
この会を通して、「きっと6年生が卒業した後も、在校生の味舌っこたちで素敵な学校にしていけるはず!」と、体育館にいるみんなが感じていたと思います。
6年生からも、1~5年生へ感謝のことばと素敵な歌を贈りました。
「これからもきれいな味舌小学校にしてください」というメッセージとともに、自分たちで作った手作り雑巾をプレゼントしました。
とてもあたたかい雰囲気と、素敵な時間でした。
5年生の合奏と下級生の拍手とともに、6年生が退場していきました。
その後、下級生も教室に戻っていきました。5年生は最後に片付けをして体育館を出る予定だったのですが、6年生が教室に戻らず5年生が出てくるのを体育館前で待っていたのです。
「長く一緒にいた5年生に『ありがとう』を伝えたい。」「5年生に花道をつくりたい。」という子どもたちの声から、『6年生を送りだした5年生』が、『6年生に花道を作られて教室に戻る』という光景になりました。
お互いにとって、心に残るワンシーンになったと思います。
・・・実は、まだ続きがあります。
「6年生を送る会」が終わった後、5年生が体育館で片付けと卒業式の会場準備をしていました。
ところが、「6年生を送る会」が少し長引いたこともあり、準備が給食時間までかかってしまいました。
そのことに気づいた4年生が、誰も戻っていない5年生の教室に行き、給食準備を手伝ってくれました。
5年生から、「4年生本当にありがとう!」「すごくかっこいい!」の声があがりました。
4年生からは、「6年生のために卒業式の準備をしてくれてありがとうございます」のことばが自然と出ていました。
このように、相手を想う優しい行動は受け継がれていくのかな、と思いました。
それとともに、「きっと6年生が卒業した後も、在校生の味舌っこたちで素敵な学校にしていけるだろう」と、その光景を見た教員も確信しました。
この日感じた想いを、味舌っ子ブログを見て下さるみなさんと共有したいと思います。