5年生の学年教員たちは、アイスブレーキングを通して子どもたちがつながることをめざそうと考えました。4月11日の1時間目、子どもたちが体育館に集合しました。
子どもたちは、楽しいことが始まるのかな?とドキドキ。
始めにやってみたのは「数集まり」です。
教員が鳴らした笛の数だけ集まって座ります。
笛の数より多く集まりました。子どもたちが相談する様子を教員は見守っています。
この後、一人の児童が「僕はいいからみんなで座って」と輪を離れました。
離れた児童は、教員と一緒にグループを組むことができました。自然と拍手が起きました。
座った子どもたちは、おしゃべりするでもなく、他のグループを見守っています。
自分のことの様に考えているようです。
次は、条件に合うメンバーで集まって座ります。約束は、「静かに集まった後一斉に座る」です。「クラスごとで集まって」との声かけに、子どもたちは指でクラスを示しながら集まり始めました。
クラスごとに集まれたものの、静かに一斉に座ることが難しく、このクラスは何度かやり直しました。担任はそばで温かく見守っています。この後、息を合わせて座ることができました。ほかのクラスの子どもたちも、ほっとした表情を見せていました。
最後にふりかえりの時間を持ちました。教員の「どうだった?」の声かけに、子どもたちは「楽しかった!」と答えていました。自分のことだけではなく、周りを気にして見守ったり、声をかけたりと、5年生のすてきなところが見られました。
これから、いろいろな取組みを通して、つながっていきたいと思います。