2024年10月7日月曜日

秋の実りに感謝しつつ稲刈り体験 ~5年生総合的な学習の時間~

6月4日の田植えからおよそ4か月…。たわわに実った稲を、今日は稲刈りしていきます。  総合的な学習で「食育」について学んでいる5年生にとって、貴重な体験です。

腰を下ろした田んぼには、羽虫やバッタ、クモなど、たくさんの虫が!!気になって仕方ない様子の子どもたちに
「農業において、虫も大きな役割を果たしています。これらの虫がいるというのは、田んぼが健康であるという証拠なのですよ。」
とJAの方が話をしてくださいました。”なるほど”とうなずきつつ、稲の刈り方について説明を受けます。
説明の後は、早速 鎌を手にレッツ・トライ!
「親指を上にして…、根元に近いところを…」
説明を思い出しながら、一束一束ていねいに刈っていきます。刈るたびに”ザクッ”という小気味の良い音がします。秋風が涼しく感じますが、真剣な表情の子どもたちの顔には汗が浮かびます。
刈った稲は3株ずつ束にして、積んでいきます。30分ほどであぜに山のような稲束が積み上がりました。

ふり返りで「楽しかった!」という声が上がる中、「自分たちは少しだけしか作業していないけど大変だった。昔はもっと大変だったんだと思う」などの感想が出ていました。
稲刈りだけではなく、田植えから水やり、肥料など、たくさんの世話と作業の賜物でもあります。改めてお米のありがたさに感謝です。そして、農業委員さん、ありがとうございました!