6年生は、総合的な学習の時間に平和学習を進めています。
先週は広島へ修学旅行に行き、碑めぐりや資料館の見学を通して、原子爆弾の威力や人々の苦しみ、悲しみなどを知り、心を揺さぶられる体験をしました。
平和集会に向けて学びをまとめる一方で、自分たちの住む大阪、そして摂津市の戦争の歴史についても学んでいます。
今日は、地域コーディネーターの方に来校いただき、大阪大空襲についてお話をしていただきました。
摂津市在住で、大阪大空襲に遭われた方の手記を紹介いただき、写真等で当時の様子をふり返りました。この方は空襲後、正雀に住まれていたご親戚をたよられたそうです。
「焼夷弾等が落とされる下には、市民の方の普通の生活が広がっていました。それが一瞬にして破壊されました。」との言葉に、子どもたちは、自分の生活がもし…と考えたのではないでしょうか。
当時の味舌小学校の子どもたちが、農作業に取り組む様子も紹介いただきました。
大阪市内の子どもたちの多くは、学童疎開で集団生活をしました。
残った女性の方たちは、竹やりの訓練などを行っていました、などの説明がありました。
お話を聞きながら真剣にメモを取っていた6年生。次回は、市内にフィールドワークに行きます。